「留学に行きたいけど、どの英語資格の勉強をしたらいいの?」
「TOEICで高得点を取れば留学に行ける?」
「どうせなら世界で通用する英語資格を取りたい」
本記事ではこのようなお悩みを解決します。
本記事でわかる情報は以下の通りです。
この記事を最後まで読めば留学を考えているあなたが、数ある英語資格の中でなぜ「IELTS」を選ぶ必要があるかがわかります。
「英語資格いっぱいありすぎて、留学のためにどれを選んだらいいかわかんない…」
そんなあなたのお手伝いができるように、しっかりと情報をお伝えしていきますね!
英語資格について
留学に人気なオーストラリア、カナダ、イギリスなどの学校は、留学生に対して高い英語力を入学条件にしています。
日本で広く知られている英語資格は「英検、TOEIC」だと思います。
結論から言うと、これらの英語資格は海外ではあまり認知されていません。
そのため、海外の学校への入学条件として認められないことがほとんどです。
では、留学を考えている方はどんな資格の勉強をしたらよいのでしょうか?
次の章でご紹介していきます。
英語資格一覧
一般的に英語資格として知られているものは以下の通りです。
それぞれの英語資格の特徴
それでは、次にそれぞれの英語資格の特徴を見てみましょう。
つまり、英語資格を取得する時は
このように選ぼう!
上記の特徴を踏まえ、各英語資格を受験する際は、以下の基準を参考にしましょう!
おまけ:TOEICについて
日本で有名なTOEIC試験
実は世界で見た際に、英語資格としての効果はほとんどありません。
以下のTOEIC受験者の内訳を見てください。
つまり、77%は日本人と韓国人が占めています。
そのため、TOEICで高得点をとっても留学時に英語力を証明できないことが多いので注意が必要です。
英語資格の比較表
文部科学省のホームページを見ると、それぞれの英語資格の比較表を公開しています。
以下がその抜粋です。
CEFR | ケンブリッジ英検 | IELTS | TOEFL | 英検 | TOEIC |
---|---|---|---|---|---|
C2 | CPE(最上級) | 9.0 ❘ 8.5 | - | - | 990 ❘ 901 |
C1 | CAE(上級) | 8.0 ❘ 7.0 | 120 ❘ 95 | 1級 | 900 ❘ 801 |
B2 | FCE(中級) | 6.5 ❘ 5.5 | 94 ❘ 72 | 準1級 | 800 ❘ 601 |
B1 | PET(初級) | 5.0 ❘ 4.0 | 71 ❘ 42 | 2級 | 600 ❘ 501 |
A2 | KET(基礎) | - | - | 準2級 | 500 ❘ 301 |
A1 | - | - | - | 3級 | 300 ❘ 200 |
※TOEICについてはあくまで概算です。スピーキング、ライティング試験が含まれていないのでその点注意が必要です。
また、ここでCEFRについて補足しておきます。
海外の学校で求められる
具体的な英語能力とは?
それでは次に、具体的な学校の入学基準をいくつか見ていきましょう。
※今回はカナダの学校に絞ってご紹介させていただきます。
私立カレッジの場合
TAMWOOD CAREERS
カナダのトロントにあるTAMWOOD CAREERSという私立カレッジの入学条件は以下の通りです。
参考:TAMWOOD CAREERS Digital Marketing Courses Outcomes
公立カレッジの場合
George Brown College
カナダのトロントにあるGeorge Brown Collegeという公立カレッジの入学条件は以下の通りです。
参考:George Brown College English Proficiency
大学の場合
York University
カナダのトロントにあるYork Universityという大学の入学条件は以下の通りです。
参考:York University markrting program
カレッジと大学の違いについて興味がある方は、こちらの記事を併せてご覧ください。
≫カナダのカレッジや大学入学時に求められる英語力を徹底解説!
留学のためにIELTS取得が
おすすめな3つの理由
ここまで、留学する際は「IELTS」と「TOEFL」が多くの学校で入学基準になっていることが分かったと思います。
それではなぜ今回私が「IELTS」をおすすめしているかについてご紹介します。
①:ライティング試験の難易度
各試験のライティング試験の回答時間と必要文字数を以下にまとめました。
つまり、TOEFL試験はIELTS試験に比べ、時間が10分少ないにも関わらず、50文字も多く書く必要があります。
②:スピーキング試験の形式
各試験のスピーキング試験の形式を以下にまとめました。
TOEFLではあくまでコンピューターに向かって話すことになるため、相手の反応を見ることができません。
それに比べてIELTSは面接官がうなずいてくれることにより、相手の反応をうかがうことができます。
また、質問がわからなければ聞き返すこともできるので、まだリスニング能力があまり高くない方にとってはIELTSがおすすめです。
③:スコアの取りやすさ
TOEFLは英語力を総合評価するような試験問題がいくつか含まれています。
それに対し、IELTSは4技能それぞれに特化した問題のみ出題されます。
そのため、IELTSは1度試験を受ければ自分の弱点を簡単に把握することができます。
その分野を重点的に勉強することで効率的にスコアアップが狙えます。
また、IELTSはスコアの総合点を四捨五入で計算します。
以下に計算例を記載します。
上記のように、最終スコアが実際のスコアより高く算出されます。
そのため、IELTSの方が比較的スコアが高くなりやすい傾向にあることを覚えておきましょう。
まとめ:留学のためにIELTSの
勉強を進めましょう!
本記事のまとめは以下の通りです。
今回は数多くある英語資格の中で「なぜ、IELTSが留学におすすめなのか」をご紹介しました。
「IELTS試験についてもっと詳しい情報が知りたい!」
そんな方は以下の記事がおすすめです。
≫海外留学に必要なIELTS試験とは?受験費用は?これだけ読めばOKです!
この記事を読めば、受験費用や試験の構成などIELTSについてより深く理解できます。
また、海外留学したいあなたは「海外の学校が求めるIELTSのスコア」や「IELTSの勉強法」について興味があるかもしれません。
そんな時はぜひ以下の記事もご覧ください。
≫【海外留学したい方必見】IELTSを受験する理由~確実に点数を取る方法まで全てまとめました!
それでは次の記事でお会いしましょう!