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海外留学のための英語資格はIELTSがおすすめ!その3つの理由とは?

「留学に行きたいけど、どの英語資格の勉強をしたらいいの?」

「TOEICで高得点を取れば留学に行ける?」

「どうせなら世界で通用する英語資格を取りたい」

 

本記事ではこのようなお悩みを解決します。

私は2021年8月にIELTS5.5を取得しました(私が行った勉強法はこちら
2022年1月にはCo-op制度を使い、カナダに留学予定です。
そんな私が今回ご紹介するのは、海外留学のために必要な英語資格についてです。

 本記事でわかる情報は以下の通りです。

本記事でわかること

・英語資格一覧

・留学の際に受験すべき英語資格の選び方

・海外の学校で求められる具体的な英語力

・留学のためにIELTSがおすすめな3つの理由

 

この記事を最後まで読めば留学を考えているあなたが、数ある英語資格の中でなぜ「IELTS」を選ぶ必要があるかがわかります。

 

「英語資格いっぱいありすぎて、留学のためにどれを選んだらいいかわかんない…」

そんなあなたのお手伝いができるように、しっかりと情報をお伝えしていきますね!

 

英語資格について

留学に人気なオーストラリア、カナダ、イギリスなどの学校は、留学生に対して高い英語力を入学条件にしています。

日本で広く知られている英語資格は「英検、TOEIC」だと思います。

 

結論から言うと、これらの英語資格は海外ではあまり認知されていません。

そのため、海外の学校への入学条件として認められないことがほとんどです。

では、留学を考えている方はどんな資格の勉強をしたらよいのでしょうか?

次の章でご紹介していきます。

 

英語資格一覧

一般的に英語資格として知られているものは以下の通りです。

英語資格一覧

・IELTS

・TOEFL iBT

・ケンブリッジ英語検定

・TOEIC

・英検

 

それぞれの英語資格の特徴

それでは、次にそれぞれの英語資格の特徴を見てみましょう。

IELTS

・主に海外留学、海外移住申請のために実施される試験

・海外留学には「アカデミックモジュール」のスコアが求められる
(試験内容はアカデミックなものが中心)

・4技能 (リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング) を測るテストで構成

・世界中の10,000以上の学校が認定

・試験時間は2時間40分

・有効期限は2年間

参考:日本英語教会検定 IELTSの特徴とメリット

 

TOEFL iBT

・主に海外留学、大学への編入、海外移住申請のために実施される試験
(試験内容はアカデミックなものが中心)

・IELTS同様に4技能を測るテストで構成

・世界中の10,000以上の学校が認定

・試験時間は3時間

・有効期限は2年間

参考:ETS TOEFL テストが選ばれる理由とは?

 

ケンブリッジ英語検定

・実生活に必要な英語力を評価する試験
(内容は一般英語がメイン)

・4技能+文法力を測るテストで構成

・世界中の25,000以上の学校、企業、政府機関が認定

・一般的にFCEと呼ばれるレベルを取得すれば、世界で十分に働くことができると証明できる

・試験時間は3時間15分

・1度取得すれば生涯有効

参考:ケンブリッジ大学英語検定機構 ケンブリッジ英検が選ばれる理由

 

TOEIC

・日本で就職、転職する際に多くの人が受験している試験
(多くの日本企業が採用時にTOEICスコアを参考にしている)

・内容は一般英語がメイン

・ほとんどの人は2技能(リスニング、リーディング)の試験を受験

・世界ではほとんど認知されていない

・試験時間は2時間

・一般的に有効期限はない
(ただし、企業により制限があることも)

参考:ETS TOEIC Program とは?

 

英検

・文部科学省が公認している試験

・内容は一般英語がメイン

・ 4技能を測るテストで構成

・世界で少し認知されている
 (英検のスコアが入学条件に認められることもある)

・級により試験時間は異なる
 (約1時間~2時間)

・留学目的の有効期限は2年間
(ただし、企業により制限があることも)

参考:日本英語検定協会 英検の特徴とメリット

 

つまり、英語資格を取得する時は
このように選ぼう!

上記の特徴を踏まえ、各英語資格を受験する際は、以下の基準を参考にしましょう!

英語資格受験基準

・留学したい→IELTS、TOEFL

・海外で働きたい→ケンブリッジ英検

・日本で就職、転職したい→TOEIC、英検

 

おまけ:TOEICについて

日本で有名なTOEIC試験

実は世界で見た際に、英語資格としての効果はほとんどありません。

以下のTOEIC受験者の内訳を見てください。

65%:日本人

12%:韓国人

23%:その他

参考: TOEIC信仰 -2 / TOEIC受験者 国籍別トップは65%であの国

つまり、77%は日本人と韓国人が占めています。

そのため、TOEICで高得点をとっても留学時に英語力を証明できないことが多いので注意が必要です。

 

英語資格の比較表

文部科学省のホームページを見ると、それぞれの英語資格の比較表を公開しています。

以下がその抜粋です。

CEFRケンブリッジ英検IELTSTOEFL英検TOEIC
C2CPE(最上級)9.0

8.5
990

901
C1CAE(上級)8.0

7.0
120

95
1級900

801
B2FCE(中級)6.5

5.5
94

72
1800

601
B1PET(初級)5.0

4.0
71

42
2級600

501
A2KET(基礎)準2級500

301
A13級300

200

参考:文部科学省 各資格・検定試験とCEFRとの対照表

※TOEICについてはあくまで概算です。スピーキング、ライティング試験が含まれていないのでその点注意が必要です。

 

また、ここでCEFRについて補足しておきます。

CEFRとは

・CEFR=外国語の学習、教授、評価
のためのヨーロッパ共通参照枠

・CEFRは外国語学習者が自身の英語レベルを判定する際の国際的なガイドラインとして、幅広く用いられている。

 

<各レベルについて>

C2:ネイティブと遜色ない英語熟練者

C1:優れた英会話能力を有する上級者

B2:実務に対応できる準上級者

B1:英語運用能力を習得中の中級者

A2:英語学習を継続中の初心者

A1:英語学習を始めたばかりの超初心者

 

海外の学校で求められる
具体的な英語能力とは?

それでは次に、具体的な学校の入学基準をいくつか見ていきましょう。

※今回はカナダの学校に絞ってご紹介させていただきます。

 

私立カレッジの場合
TAMWOOD CAREERS

カナダのトロントにあるTAMWOOD CAREERSという私立カレッジの入学条件は以下の通りです。

・IELTS5.5

・TOEFL iBT 46~59

・ケンブリッジ英検(PET)

参考:TAMWOOD CAREERS Digital Marketing Courses Outcomes

 

公立カレッジの場合
George Brown College

カナダのトロントにあるGeorge Brown Collegeという公立カレッジの入学条件は以下の通りです。

・IELTS6.0
 (各要素最低5.5以上)

・TOEFL iBT 80
 (各要素最低20以上)

・ケンブリッジ英検 FCE
 (スコアは169以上)

参考:George Brown College English Proficiency

 

大学の場合
York University

カナダのトロントにあるYork Universityという大学の入学条件は以下の通りです。

・IELTS7.0
 (各要素最低6.5以上)

・TOEFL iBT 100
 (各要素最低23以上)

参考:York University markrting program

 

カレッジと大学の違いについて興味がある方は、こちらの記事を併せてご覧ください。
≫カナダのカレッジや大学入学時に求められる英語力を徹底解説!

 

留学のためにIELTS取得が
おすすめな3つの理由

ここまで、留学する際は「IELTS」と「TOEFL」が多くの学校で入学基準になっていることが分かったと思います。

それではなぜ今回私が「IELTS」をおすすめしているかについてご紹介します。

 

①:ライティング試験の難易度

各試験のライティング試験の回答時間と必要文字数を以下にまとめました。

回答時間と必要文字数

IELTS:60分、最低400文字

TOEFL:50分、最低450文字

つまり、TOEFL試験はIELTS試験に比べ、時間が10分少ないにも関わらず、50文字も多く書く必要があります。

 

②:スピーキング試験の形式

各試験のスピーキング試験の形式を以下にまとめました。

試験形式

IELTS:面接官と対面での会話

TOEFL:コンピューターに向かって独り言を言うかのように回答

TOEFLではあくまでコンピューターに向かって話すことになるため、相手の反応を見ることができません。

それに比べてIELTSは面接官がうなずいてくれることにより、相手の反応をうかがうことができます。

また、質問がわからなければ聞き返すこともできるので、まだリスニング能力があまり高くない方にとってはIELTSがおすすめです。

 

③:スコアの取りやすさ

TOEFLは英語力を総合評価するような試験問題がいくつか含まれています。

それに対し、IELTSは4技能それぞれに特化した問題のみ出題されます。

そのため、IELTSは1度試験を受ければ自分の弱点を簡単に把握することができます。

その分野を重点的に勉強することで効率的にスコアアップが狙えます。

 

また、IELTSはスコアの総合点を四捨五入で計算します。

以下に計算例を記載します。

IELTSスコア算出例

リスニング:6.0点

リーディング:6.0点

ライティング:5.5点

スピーキング:5.5点

総合スコア:6×2+5.5×2/4=5.75→6.0点に

上記のように、最終スコアが実際のスコアより高く算出されます。

そのため、IELTSの方が比較的スコアが高くなりやすい傾向にあることを覚えておきましょう。

 

まとめ:留学のためにIELTSの
勉強を進めましょう!

本記事のまとめは以下の通りです。

ポイント

・留学のための英語資格はIELTSがおすすめ

・留学に必要なIELTSの最低スコアは5.5

・IELTSの方がTOEFLよりスコアが取りやすい

  

今回は数多くある英語資格の中で「なぜ、IELTSが留学におすすめなのか」をご紹介しました。

 

「IELTS試験についてもっと詳しい情報が知りたい!」

そんな方は以下の記事がおすすめです。
≫海外留学に必要なIELTS試験とは?受験費用は?これだけ読めばOKです!

この記事を読めば、受験費用や試験の構成などIELTSについてより深く理解できます。

 

また、海外留学したいあなたは「海外の学校が求めるIELTSのスコア」「IELTSの勉強法」について興味があるかもしれません。

そんな時はぜひ以下の記事もご覧ください。
≫【海外留学したい方必見】IELTSを受験する理由~確実に点数を取る方法まで全てまとめました!

 

それでは次の記事でお会いしましょう!

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