- カナダ限定のCo-op留学ってどういう制度なの?
- やっぱり高い英語力が必要なの?
- 日本帰国後にメリットはあるの?
一般的に社会人の方が長期間海外に行きたいと考えた際、第一に考えるのがワーキングホリデー。
しかし、実はCo-op留学を使用した方が帰国後のメリットが大きいです。
また、留学に必要な英語力も日本人の平均点が取れれば大丈夫です。
私は2021年8月にCo-op留学に必要なIELTSという英語資格を取得しました。
現在はカナダ・トロントの私立カレッジでCo-op留学中です。
この記事では、ワーキングホリデーとCo-op留学を様々な面で比較し、Co-op留学の魅力についてご紹介します。
具体的な内容は以下の通りです。
この記事を最後まで読めば「社会人の方がワーキングホリデーではなく、Co-op留学を選択すべき理由」が分かります。
ぜひ最後までご覧ください。
カナダ限定のCo-op留学とは?
Co-op制度とはカナダ限定の留学制度です。
現地のカレッジや大学が様々な分野について学べるCo-op留学プログラムを提供しています。
例えば、
上記は一例ですが、このような分野を学ぶことができます。
このプログラムは初めに学校に通い、在学中に専門知識を取得します。
その後、残りの期間は日本でいう有給インターンシップを経験することができます。
つまり、海外に行きながら現地の企業でお仕事をするという貴重な体験ができます。
Co-op留学とワーホリの違い
VISAについて
まずはVISAについてお伝えしていきます。
違いについては以下の通りです。
Co-op | ワーキング ホリデー | |
---|---|---|
ビザ | Co-opビザ (学生ビザ+就労ビザ) | ワーキング ホリデービザ |
年齢制限 | 制限なし | 18~30歳まで |
期間 | 制限なし (コースにより8か月、 1年、2年など様々) | 最大1年間 |
アルバイト | 在学期間中: 週最大20時間まで可能 就労期間中: インターン週最大20時間+アルバイト週最大20時間の最大40時間可能 | 可能 |
メリット | ・現地で就労経験ができ、日本帰国後の再就職時にアピールできる (証明書も取得可能) ・年齢問わずキャリアチェンジできる | ・滞在中も自由に計画を変更できる ・比較的時間に余裕が持てる |
デメリット | ・途中での自分が選択した専門分野の変更は不可 そのため、自分の適性を事前に見極める必要あり ・英語力が必要 | ・いい体験ができるかはすべて自分の行動次第 ・募集定員あり ・使用できるのは1か国1回 |
このようにCo-opとワーキングホリデーには大きな違いがあります。
特に
両者の違い
・年齢制限
・現地の企業でインターン
・留学期間
で大きな違いがあると言えそうです。
上記の表を参考にご自身の渡航目的と照らし合わせ、ベストな選択をしてみて下さい。
Co-op制度を利用した留学費用が気になる方は、以下の記事をご覧ください。
≫Co-opビザを使ってカナダに留学した場合、費用はこのくらいです!
Co-op留学に必要な
英語力について
Co-opプログラムはとても魅力的な制度です。
しかし最終的に現地でお仕事をするため、学校入学時にはある程度の英語力が必要です。
入学時に必要な英語資格の参考スコアを記載しておきます。
ちなみに皆さんご存じのTOEICですが、リスニングとリーディングのみの試験となってるため、海外ではほとんど認知されていません。
入学時に英語力を証明するものとして認められていないことが多いので注意が必要です。
そのため、これから海外に行こうと考えている方はIELTSやTOEFL(ライティングやスピーキングの試験も含んでいるもの)の受験をおすすめします。
Co-op留学に必要な英語力に関して、以下の記事も併せてご覧ください。
≫IELTS5.5のレベルとは?海外留学に最低限必要な英語力はこのくらい!
≫カナダのカレッジや大学入学時に求められる英語力を徹底解説!
「現時点で目標スコアに達してないんだよな…」
そう思った方、ご安心ください。
Co-opプログラムの入学基準に達していない方でも、プログラム受講前にオンラインで各専門学校の一定の勉強をすれば入学が認められることがあります。
そのような救済措置もあるので、ご自身で1度Co-opプログラムを提供している学校を調べてみて下さい。
ただしこの状態で入学すると、学校の授業レベルについていけなくなるリスクがあることを理解しておく必要があります。
可能であればIELTSやTOEFLの点数を取得してからの渡航が望ましいです。
会社員として働いている方は日々忙しく、勉強時間の確保が難しいと思います。
そんなあなたは
- 参考書を買って独学でIELTSの勉強をする
- オンラインのスクールや塾に通い、強制的に勉強する機会を作る
- オンライン英会話をやってみる
など自分ができる範囲で英語の勉強を続け、英語力を上げてみてはいかがでしょうか。
気になる方は以下の記事も併せてご覧ください。
<IELTS学習>
・おすすめのIELTS参考書
・IELTS対策ができるオンライン英会話
・IELTS対策ができるスクールや塾
Co-op留学の帰国後のメリット
について
ワーキングホリデーを使って海外渡航した場合の問題点として、帰国後再就職の際に採用担当者からプラスの評価を受けにくい点があります。
なぜなら、ワーキングホリデーはその名の通りホリデー(休暇)がメインのビザであり、遊び目的で海外に行ったのではないかと見られてしまう可能性があるからです。
つまり、留学中に自分で何か実績を作ることが大切です。
反対にCo-op留学は学生ビザの一種であるため、上記の問題が起こりにくいと言われています。
また、私が通っている学校のプログラムを例にお話すると、全課程を修了後以下の成果物がもらえます。
- 学校卒業証明書(Diploma)
- 企業インターンシップ証明書
- Digital Marketing certificate
つまりプログラムを全て修了すれば自動的に実績を作ることができます。
再就職の際に採用担当者にカナダでの実績を提示できるので、Co-op留学の帰国後のメリットは大きいです。
まとめ:Co-op留学をしよう!
本記事のまとめは以下の通りです。
今回はCo-opプログラムの特徴について、ワーキングホリデー(ワーホリ)と比較し、ご紹介しました。
本情報が少しでもあなたの役に立てば嬉しいです。
また、カナダへの社会人留学に関する全体像を知りたい方は以下の記事も併せてご覧ください。
≫【社会人で留学をしたい方必見】カナダ留学に必要なことを全てまとめました!
本ブログではIELTSに関する情報も配信しています。
IELTSの基礎情報やIELTS5.5を取得するための攻略法、IELTSの勉強ツールなどもご用意しておりますので、ぜひご覧ください。
それでは次の記事でお会いしましょう!!