広告 社会人留学

社会人留学で利用できる奨学金は?返済不要の給付型奨学金もあります!

「社会人留学したいけど、お金がない…」

「そういえば、奨学金なんてあるのかな?」

「返済不要の給付型奨学金なんてあったらいいのにな…」

 

本記事ではこのようなお悩みを解決します。

私は2022年1月にCo-op制度を使ってカナダに留学する予定です。そんな私が今回ご紹介するのは、社会人でも利用可能な留学奨学金についてです。

 

本記事でわかる情報は以下の通りです。

本記事でわかること

・留学奨学金の種類

・留学奨学金の応募条件

・社会人におすすめな留学奨学金

・留学奨学金を応募する際の注意点

 

初めにお伝えしておきます。

今回ご紹介する奨学金はほとんどが「大学で修士、博士の学位」を目指す方を対象としています。

上記対象の方は返済不要の奨学金もありますので、ぜひ最後まで内容ご覧ください。

 

「そんなに難しい留学考えてない…」

そんな方はぜひ「お金がない社会人はこの方法で留学しよう!」をご覧ください。

 

社会人が応募できる
留学奨学金の種類について

社会人留学で利用可能な奨学金は、「貸与型」「給付型」の2種類が用意されています。

まずは、それぞれの特徴について見ていきましょう。

 

貸与型奨学金の特徴

貸与型の奨学金とは、お金を借りるタイプの奨学金です。

つまり、将来的にお金を返す必要があります。

 

貸与型の奨学金はさらに「有利子」「無利子」の2種類に分けられるため、選択する際は注意が必要です。

「利子」とは、お金を借りた際にその対価として追加で支払う必要のあるお金のこと

もちろん無利子の方が将来返すお金が減り、お得になります。

しかし、その分借りる際の条件が厳しくなるのが特徴です。

 

給付型奨学金の特徴

給付型の奨学金とは、お金をもらうタイプの奨学金です。

つまり、将来的にお金を返す必要がありません。

一番お得な奨学金に該当する一方で、募集枠が少なく、応募条件もかなり限定的です。

 

それでは次の章より、奨学金の応募条件を詳しく見ていきましょう。

 

留学奨学金の応募条件は?

始めにもお伝えした通り、社会人留学で利用できる奨学金はほとんどが 「大学で修士、博士の学位」を目指す方を対象としています。

また、これ以外にも以下の条件を満たすことが必要です。

応募条件

・年齢

・英語力

・対象国、大学

・対象学術分野

・大学での成績

・留学の活動報告の受け入れ

・帰国後の滞在制限の受け入れ

上記の複雑な応募要件を満たした方のみ、奨学金に応募することが可能です。

これに加え、各奨学金には募集人数が決められています。

応募後に小論文や面接による選考が求められることもあるでしょう。

つまり応募したからといって、必ず奨学金がもらえるわけではないことにご注意下さい。

自分はこのような厳しい応募条件を満たすことができず、Co-op留学に切り替えました。

 

留学のために利用できる奨学金一覧は、日本学生支援機構が運営する「海外留学のための奨学金一覧」でご紹介されています。

ぜひ一度ご覧ください。

今回はこの中から社会人におすすめな奨学金をピックアップしたので、次の章でご紹介していきます。

 

社会人におすすめな
留学奨学金6選

①日本学生支援機構

日本学生支援機構とは、グローバル化に向けた学生支援等を行っている日本の団体です。

大学院で学位取得を目指すための奨学金であれば、社会人の方でも条件を満たすことで応募が可能です。

 

詳細は以下の通りです。

ポイント

<奨学金の種類>
・給付奨学金

<対象者>
・海外の大学で修士又は博士の学位取得を目指す方
・すでに学士以上の学位を取得した方
・修士は35歳未満、博士は40歳未満の年齢制限あり

<募集人数>
・2021年は108人

<募集期間>
・9月前半から10月前半

<支援期間>
・修士:原則2年間
・博士:原則3年間

<支給金額>
・地域により以下のいずれか
①148,000円
②118,000円
③104,000円
④89,000円

<必要な英語力>
・TOEFL iBT:100点
または
・ IELTS:7.0(Academic Module)

<注意点>
・留学する国、大学は指定なし
・芸術系の実技分野は対象外
・自身が留学で得た経験や成果を5年間、年に1回実施する派遣学生状況調査で報告する義務がある
・大学等での総在籍期間における累積GPAが3.00以上でなければならない

※詳しくは「海外留学支援制度(大学院学位取得型)」をご覧ください

 

②日本学生支援機構

①でお伝えした日本学生支援機構は貸与型の奨学金も利用可能です。

こちらは海外の大学在学中に申し込む奨学金です。

今回ご紹介する中で唯一「学士」(=学部生)の学位でも申請が可能です。

 

詳細は以下の通りです。

ポイント

<奨学金の種類>
・貸与奨学金(在学中は無利子)

<対象者>
・ 海外の大学で学士、修士、博士の学位取得を目指す方
・すでに大学に通われている方

<募集人数> 
・規定なし

<募集期間>
・5月から12月の間、毎月募集

<支援期間>
・申込月から学位取得まで

<支給金額>
・学士:2万円~12万円の中から1万円単位で選択可能
・それ以外:5万円、8万円、10万円、13万円、15万円の中から選択

<必要な英語力>
・学校に入学できていれば問わない

<注意点>
・修学困難者向けの奨学金であるため、家計の収入基準がある

※詳しくは「進学後(在学採用)の申込資格・学力基準・家計基準」をご覧ください。

③エラスムス・プラス

エラスムス・プラスとは、ヨーロッパでの勉学や研究を支援するEUの奨学金プログラムです。

外国政府・関係機関等が直接募集している政府奨学金です。

 

詳細は以下の通りです。

ポイント

<奨学金の種類>
・給付奨学金

<対象者>
・ EUの大学で修士の学位取得を目指す方
・すでに学士以上の学位を取得した方

<募集人数>
・コースにより様々

<募集期間>
・通年募集

<支給金額>
・最高2万5000ユーロ(約325万円)
※1ユーロ=130円換算

<必要な英語力>
・コースにより様々

<注意点>
・申し込みは英語サイトのみ
・志望者はweb掲載コースに直接応募し、選考を受ける必要がある

※詳しくは「エラスムス・プラス」をご覧ください。

④フルブライト奨学金

フルブライト・プログラムは、奨学生に対して専門分野の研究を進めるための財政的援助を行うとともに、日米の相互理解に貢献できるリーダーを養成することを目的としています。

こちらも、外国政府・関係機関等が直接募集している政府奨学金です。

 

詳細は以下の通りです。

ポイント

<奨学金の種類>
・給付奨学金

<対象者>
・ アメリカの大学で修士、博士の学位取得を目指す方
・すでに学士の学位を取得した方

<募集人数> 
・2019年は42人

<募集期間>
・7月後半資料提出期限

<支給金額>
・以下の項目を支給

往復渡航旅費、往復荷物手当、滞在費、住居手当、家族手当、図書費、着後雑費、授業料(上限あり)

<必要な英語力>
・TOEFL iBT:80点
または
・IELTS:6.0 (Academic Module)

<注意点>
・グローバル社会に関連した人文、社会科学、あるいは学際的な学問分野が対象
・留学後は直ちに日本に帰国することが義務づけられ、2年間日本に滞在する必要がある
・要件を満たしていれば再応募も可能

※詳しくは「日本人対象 奨学金の種類」をご覧ください。

 

⑤公益財団法人平和中島財団

平和中島財団は中島健吉氏という方が設立された日本の財団です。

国際社会に貢献しうる人材を育成するために、学生支援を行っています。

 

詳細は以下の通りです。

ポイント

<奨学金の種類>
・給付奨学金

<対象者>
・ 海外の大学で修士、博士の学位取得を目指す方
・すでに学士の学位を取得した方

<募集人数> 
・2022年度は15人

<募集期間>
・9月前半から10月後半

<支援期間>
・最長2年間

<支給金額>
・月に20万円+往復渡航費

<必要な英語力>
・TOEFL iBT:90点
または
・IELTS:7.0 (Academic Module)

<注意点>
・専攻、留学国、年齢に制限はない

※詳しくは「日本人留学生奨学生」をご覧ください。

 

⑥伊藤国際教育交流財団

伊藤国際教育交流財団は、内閣総理大臣より設立認定証を発行されている日本の財団です。

日本から海外の大学院へ留学する方を援助し、世界に貢献できる人材を育成することを目的としています。

 

詳細は以下の通りです。

ポイント

<奨学金の種類>
・給付奨学金

<対象者>
・ 海外の大学で修士の学位取得を目指す方
・すでに学士の学位を取得した方

<募集人数> 
・2022年度は10人

<募集期間>
・6月後半から8月後半

<支援期間>
・最長2年間

<支給金額>
・月に1500~2000$
・学費、往復渡航費も支給

<必要な英語力>
・大学が求めるレベル

<注意点>
・専攻、留学国、年齢に制限はない
・年齢は29歳以下が望ましい(30歳以上でも利用可能な場合がある)
・会社を休職中に留学する方は対象外

※詳しくは「日本人奨学金概要」をご覧ください。

 

社会人が留学奨学金を
応募する際の注意点

ここまで、社会人留学で利用できる奨学金をご紹介しました。

ここからは奨学金に応募する際の注意点についてご紹介していきます。

 

①留学理由、留学国を明確にする

まず初めに、ご自身の留学目的を明確にする必要があります。

これが決まらないと、行く国や学校、現地での生活費が計算できないからです。

 

参考までに私の留学理由をお示しします。

将来、世界遺産を100個以上巡る!

↓そのために

世界中どこでも働けるスキルを身につける

↓そのために

デジタルマーケティングを英語で学ぶ
(今後のトレンド、英語が話せることはマスト)

↓そのために

Co-op制度を使ってカナダのトロントのカレッジへ留学
(トロントはITで有名+移民文化に触れてみたい)

 

このように明確に目標を決めておけば、トロントの物価や学校の相場を調べることができ、留学費用を見積もるのに役立ちます。

ぜひ、一度ご検討下さい。

 

②必要な費用を事前に確認する

留学にはたくさんのお金が必要です。

では、具体的にどのような費用がかかるのか見てみましょう。

留学費用一覧

【出発前】

・航空券

・VISA申請費用

・パスポート発行費用

・入学金&授業料

・海外保険

 

【出発後】

・宿泊代
※ホームステイやシェアハウスなど

・通信費

・食費

・交通費

・日用品&衣類の購入費

・娯楽費

留学ではこのような費用が必要です。

留学を検討している方は、ぜひ1度ご自身が必要な費用を計算してみましょう。

どのくらい留学費用が足りていないのか気づくことによって、今後選択する奨学金も変わってくるはずです。

 

③資金は早めに準備する

自分に今足りていない費用が分かったら、すぐに奨学金を調べましょう。

奨学金を利用する場合は、募集が年に1回しかないものが多いです。

募集期間も限定されているので、ぜひ早くから情報収集し、条件が当てはまれば早めに応募しましょう。

 

④もし条件が厳しい場合は、
Co-opやワーホリも検討しよう!

「奨学金を探したけど、自分に当てはまる条件が見つからない…」

そんな方も多いと思います。

私もそうでした。

そんなあなたは、留学スタイルを一度見直してみることをおすすめします。

 

ワーキングホリデーを1年間利用してお金を貯め、翌年に大学入学にチャレンジするプランもあるかもしれません。

他にもカナダ限定のCo-op制度(現地企業でインターンシップができる)を利用することで、帰国後のキャリアアップにつなげることができるかもしれません。

私はこの制度を使用し、未経験からデジタルマーケティングを学びます。

       

このように幅広い選択肢を持つことで、留学方法の選択の幅が広がります。

気になる方は、ぜひ「社会人こそ海外留学しよう!」をご覧ください。

 

まとめ:自分に合う奨学金
があればぜひ応募しよう!  

本記事のまとめは以下の通りです。

まとめ

・自分に合った奨学金があるか、まずは調べてみよう

・見つかったらすぐに応募しよう

・条件に当てはまらない場合は、留学スタイルを変更するのもあり

   

本ブログは「毎日仕事がつまらないと感じている社会人のあなたに向けて、留学を使い人生を劇的に変える方法を提供する」をコンセプトに情報をお届けしています。

私が実際に経験した内容に基づき、気になる点や役立つ情報をご紹介します。

留学を検討している社会人の方は、ぜひ他の記事も併せてご覧ください。

あなたが、今ほしい情報が必ずあります。

では次の記事でお会いしましょう。

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